「宮古トラウトサーモン」の養殖が、今年も始まりました。震災以降、顕著なサケやサンマの不漁を背景に、2019年に生簀を設置し、2020年に出荷が始まった「ご当地サーモン」です。11/10、宮古市魚市場の岸壁に横付けされた生簀に、滝沢市の養殖場で育てられた、トラウトサーモン8000匹、3トンが放たれました。新たなシーズンは生簀の数を、昨年の3基から5基に増やしていて、来月までに合わせて50トンの魚が放たれる予定です。現在は1匹あたり体調30センチ、400g程度ですが、来年4月の初出荷までに、約5倍に成長する見込みです。宮古漁協高浜水産研究センターの芳賀徹センター長は「もう少し水温が下がらないと給餌作業が出来ないので、それが成長に影響しなければいいが」と話していました。宮古トラウトサーモンは来年、合わせて250トンの水揚げを見込んでいます。
イベント名 | サーモン養殖5期目スタート |
日程 | 2023年⒒月10日 |