レポート
2022.01.28

エコロルが海洋ごみ問題解決の糸口に…?!

12月28日に盛岡市中心部に登場した可愛らしいリサイクルボックス。
てっぺんに乗っているのは、岩手県3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進キャラクター「エコロル」です。

海に流れ込むプラスチックなどのごみをなくすため、
エコロルの呼びかけによって一般ごみのリサイクルボックスへの混入が減少するかどうか調査しました。

その結果、エコロルをあしらったリサイクルボックスを設置した3ヵ所全てにおいて一般ごみの混入件数に減少が見られました。
しかし一方で、隣接する通常のリサイクルボックスでは一般ごみが倍増していました。

分別の啓発文言が目を引くエコロルのリサイクルボックスに一定の効果はあるものの、まだまだ自動販売機横のリサイクルボックスが「ごみ箱」として捉えられている状況が見られました。

MOSSビル

リサイクルの大切さを理解してもらうためには、まだまだ啓発活動が必要。
今後、冷たい飲料の需要が増える夏場にも調査を行い、さらなる対策を考えます。

「エコロル」設置前後の約2週間をデータを取って比較しました。

  1. 中心市街地に設置したリサイクルボックスで検証
  2. 該当リサイクルボックスの中身は営業センターに持ち帰ります。
  3. 混入している一般ごみの内訳を記録します。

*混入している一般ごみで多かったのは、近くのコンビニエンスストアなどで購入したと思われる飲料カップや菓子類の袋、ティッシュ紙くず、レシートなど。

イベント詳細

イベント名「岩手県3R推進キャラクター『エコロル』リサイクルボックス」による調査結果
主催 海と日本プロジェクトin岩手実行委員会、いわて海ごみなくし隊実行委員会
協賛みちのくコカ・コーラボトリング株式会社
協力岩手県
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