2024年の岩手県内のサンマの水揚げ量は10月までで4,463トンでした。
記録的な不漁となっている2019年以降、最高の水揚げ量を記録しました。
これは全国さんま棒受け網漁業協同組合=「全さんま」が6日発表したものです。
岩手県内のサンマの水揚げ量は10月末時点で4463トンと、2023年の同じ時期の2904トンを上回りました。
記録的な不漁の始まった2019年以降、最高の水揚げ量となりました。
港別では大船渡が3665トンで2023年のおよそ1.4倍、釜石が744トンで4.2倍となりましたが、宮古は55トンと去年の3分の1程度にとどまっています。
復調の兆しが見えるサンマ漁ですが、漁業関係者によりますと、漁場は近くなったものの漁獲が少なくなっているとの情報もあり、予断を許さない状況です。