本格的なウニ漁が始まる7月を前に、
岩手県洋野町の「うに栽培漁業センター」では
稚ウニの放流が始まっています。
稚ウニはおよそ10カ月で約3~4cmほどの大きさに成長したあと、
沖に放流され、3~4年かけて成長し、
昆布などの海藻が茂る「ウニの牧場」に戻されます。
海藻類から栄養をたっぷりととったウニは、ようやく、
漁師たちのもとに戻ってくるというサイクル。
このセンターでは、およそ25万個の稚ウニを養殖しており、
今シーズンの放流が始まっています。
センターを案内してくれた箱石センター長は
「7月になると、本格的なウニ漁が始まります。
皆様の食卓に届くまでにはかなりの年月がかかってるんですよ。」
と笑顔で話してくれました。
イベント名 | 稚ウニの放流始まる |