東日本大震災で被災した宮古市の景勝地・浄土ヶ浜の新しい遊覧船「宮古うみねこ丸」の進水式が、5月2日、山田町の造船所で開かれました。
新しい遊覧船は、総トン数19トン、全長18.8m、乗客の定員が80人。浄土ヶ浜の海をイメージした鮮やかな緑色の塗装が施されています。進水式では、クレーンで吊り上げられた船体が海に浮かびました。
浄土ヶ浜の遊覧船は、震災の津波で3隻のうち2隻が被災し、残った船も利用者の減少や老朽化で2021年1月に運航を終えました。新遊覧船は公営民営での再開を目指す宮古市が新造し、試験運航・実際の周遊コースでの訓練を経て7月17日の就航を予定しています。
イベント名 | 新遊覧船進水式 |
日程 | 2022年5月2日 |
場所 | 岩手県山田町 |
主催 | 宮古市 |