1月20日、盛岡市立大宮中学校で、「いわて海ごみなくし隊」による「海ごみ出前授業」が開催されました。進行役は、岩手県住みます芸人で「いわて海ごみなくし隊」隊長のアンダーエイジの2人。講師は、一関市の北上川サポート協会・事務局長の金野(こんの)和則さん。体育館で行われた授業には、1・2年生全員340人が参加。はじめにアンダーエイジが「海のごみの8割は、陸・街から流れ込んでいる。」「川と海はつながっている。だから内陸・盛岡も、海の環境と関係ない、ということではない。」という基礎編をレクチャー。続いて、中学校の近くにある北上川を題材に、盛岡の下流域・一関の北上川の環境保全に取り組んでいるNPO法人・北上川サポート協会事務局長の金野和則さんが、下流域でどのようなごみが流れてくるか、清掃活動の様子などを交えて講演しました。アンダーエイジの2人もこの清掃活動「北上川クリーン大作戦」(去年10月開催)に参加したときの体験を一緒に語り、その実状を伝えました。生徒からもたくさんの質問が出て、熱気ある授業となりました。締めくくりは「おさらい」として、3つのクイズが出され、「海ごみ」の課題をしっかりと刻み込んだのでした。
この授業は、この時期募集が行われる岩手県主催の「ごみゼロ・3R推進ポスターコンクール」に「海ごみ部門」が設けられたことを受けて、毎年優秀作品を出品している大宮中学校を激励しようと企画され、実現したものです。
イベント名 | 大宮中学校「海ごみ出前授業」 |
参加人数 | 350人 |
日程 | 2023年1月20日(金)13:30~14:30 |
場所 | 盛岡市立大宮中学校 |
主催 | 大宮中学校、いわて海ごみなくし隊実行委員会 |
協力 | 岩手県環境生活部 |