地域の産業を知ろうと、岩手県大船渡市の中学生が、12月1日の朝、養殖用のロープにワカメの種糸を巻く作業を行いました。
大船渡市末崎町は「ワカメ養殖発祥の地」とされ、地元・大船渡市立末崎中学校では、地域の産業を学ぼうと総合的な学習としてワカメの清算から販売までの体験を18年前から行っています。1日朝、ワカメの種付け作業を行ったのは1年生の23人。この日が初めての海での作業でした。船で沖合の養殖施設に向かった生徒たちは、地元の漁家から教わりながら数センチの小さなワカメが付いた種糸を養殖用のロープにしっかりと巻き付けていきました。このワカメは、半年ほどで出荷できる大きさに成長するということで、生徒たちは間引き作業や収穫を体験しながら、来年秋には自分たちの手で塩蔵したワカメを盛岡市で販売する予定です。
イベント名 | 末崎中学校・ワカメの種付け体験 |
参加人数 | 中学生23人 |
日程 | 2020年12月1日 |
場所 | 大船渡市末崎町門之浜湾内 |
主催 | 大船渡市立末崎中学校 |
協力 | 大船渡市漁業協同組合、南浜わかめ養殖組合 |