盛岡市中心部の大通りの一角に、愛らしい顔を覗かせる、カラフルなステッカーが目を引く飲料自動販売機用のリサイクルボックスがお目見えしました。
リサイクルボックスのてっぺんに載っているのは、岩手県3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進キャラクター「エコロル」。
世界的な課題となっている「海洋プラスチックごみ」。
海に流れ込む海洋ごみの発生原因は大きく分けて「投棄・ポイ捨て系」と「漏洩系」の2つに分類されることが日本財団と日本コカ・コーラの共同調査によりわかっています(※漏洩系=管理体制の不備等で排出者・利用者が意図していない段階で漏れてしまうもの)。
このうち海洋ごみの1つであるペットボトルにおいては、自動販売機横に空きボトルの回収ボックスが設置されていても通りすがりの人が一般のごみを捨ててしまうケースがあり、これによりごみの分別や漏洩に影響が出ています。
ペットボトルはポイ捨てすればごみになりますが、正しくリサイクルすれば資源になります。
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクト“CHANGE FOR THE BLUE”。
この一環として、自動販売機脇に置いてあるリサイクルボックスを通して「海を守るためにも正しく分別を!」と呼びかけていこう、ということから、白羽の矢が立ったのが「エコロル」だったのです。
設置の初日に行われた「設置披露会」では、海と日本プロジェクトin岩手と設置に協力したみちのくコカ・コーラボトリングの代表が出席。さらに、エコロルの着ぐるみもかけつけ、除幕のセレモニーが行われました。
今年度は、この「『エコロル』オリジナルリサイクルボックス」は、市内3か所に設置されます。
イベント名 | 「岩手県3R推進キャラクター『エコロル』リサイクルボックス」設置披露会 |
日程 | 2021年12月28日(火) |
場所 | 盛岡市 MOSSビル 立体駐車場前 |
主催 | 海と日本プロジェクトin岩手実行委員会、いわて海ごみなくし隊実行委員会 |
協賛 | みちのくコカ・コーラボトリング株式会社 |
協力 | 岩手県 |