猛暑超え　ホシガレイ出荷 | 海と日本PROJECT in 岩手

宮古市で養殖された高級魚ホシガレイが今シーズン初出荷されました。

宮古市魚市場で初競りが行われ、１尾700ｇほどのホシガレイ10尾が１キロ2500円から3300円で競り落とされました。

宮古市ではサケやタラといった主要魚種の不漁を受け、３年前からホシガレイ養殖に取り組んでいます。

田老町漁協の畠山昌彦指導増殖課長は「（猛暑で）25°位まで水温があがり、ホシガレイの生存限界くらいの水温だった。１匹も殺すことなく（出荷に）こぎつけました」とほっとした表情。

宮古市山本正徳市長は「まだまだ工夫をするところはあると思っているので、１尾１キロを超えるような魚を作って皆さんに提供したい」と意欲を語りました。

今シーズンは400尾の出荷を目標にしています。