普代村に伝わる昔話をアニメにした作品が完成し、地元の関係者にお披露目されました。
普代村役場で完成したアニメが村長に贈呈されました。
アニメ制作に協力した地元の方々みんなで完成したアニメを鑑賞
リモート出席した沼田実行委員長とともに記念撮影
完成したアニメのタイトルは「お夏と藤平(とうへい)」。
江戸時代、海運の舟が難破して、村に流れ着いた船乗りの男と、献身的に介抱した女のせつない恋物語。普代村宇留部(うるべ)の浜にあった「藤平松(とうへいまつ)伝説」を基にしています。
2月9日、村役場で行われた完成報告会では、柾屋伸夫(まさやのぶお)村長に、作品が贈呈され、製作に協力した地元の関係者が作品を鑑賞しました。
この事業は、海にまつわる全国の伝承を発掘して次世代へ語り継ぐ「海ノ民話のまちプロジェクト」のもので、今年度、普代村など全国7か所が選ばれました。
報告会では、柾屋村長が「次代に語り継ぐため、有効活用したい。」と感謝。東京からリモート出席した実行委員長でアニメ監督・プロデューサーの沼田心之介さんは「子どもが地域に興味を持つきっかけとなってほしい。観光振興にも役立ててもらいたい。」と述べました。
作品は、今後、村内で上映されるほか、3月には、公式YOUTUBEでも公開される予定です。