10月30日、岩手県野田村で、豊かな森づくりをキャッチフレーズに
久慈地方森づくり大会が開かれました。
森林を守ることは海を守ることに繋がります。
大会に参加したのは一般の村民、野田小学校の児童、関係者など合わせて約120名。
ブナの仲間でもある落葉広葉樹のコナラの苗600本を植樹しました。
コナラは4~5月頃に花を咲かせ、秋にはどんぐりの実が熟します。
『豊かな森林は豊かな海を育む』と言われています。
森林がもつ水源涵養(かんうよう)の働きは、
河川の水量を安定させたり、土砂災害を防止したりしています。
また、河川を通じて、森の恵みを栄養分として海に供給しています。
その栄養分によってプランクトンが増えたり、魚の生き物たちが豊かに育ったり、
森林は環境づくりのお手伝いをしているのです。
森を守ることで海も守りたい、そんな願いを込めて
岩手県北三陸の久慈地方では毎年この時期に市民が参加する植樹活動を行っています。
イベント名 | 第4回久慈地方森づくり大会 |
参加人数 | 120名 |
日程 | 2018年10月30日(火) |
場所 | 岩手県野田村新地内緑地 |
主催 | 野田村 久慈地方林業振興協議会 三陸北部森林管理署久慈支署 |