7月29日・30日の2日間、久慈市で開催された「いわてマリンキッズプロジェクト」。盛岡・滝沢・花巻の内陸に住む小学生24人が1泊2日で海の暮らし・文化を学びました。
この中で、いま世界的な課題になっている「海洋ごみ」の問題も学んだ子どもたち、実際に浜辺がどういう状態になっているかを知るため、海流と地形の関係で漂着ごみが集まりやすい場所と言われる久慈市内の長根浜に行き、清掃活動を行いました。一緒にごみ拾いをしたのは「いわて海ごみなくし隊」の隊長・アンダーエイジの2人と海の環境問題を学んでいる久慈東高校の生徒でした。
美しい久慈の海ですが、この長根浜は海流と地形のむきの関係で海に漂うごみが集まりやすい場所と言われています。ポリ容器やペットボトル、ビニールひもなど、大小さまざまなごみが浜に打ち上げられていました。子どもたちは「きれいな海にみえるけど、こんなにごみがたくさんあるんだ?」と驚いていました。そして、いわて海ごみなくし隊・隊長のアンダーエイジの「海に流れ込むごみの約8割は、陸・街、つまり僕たちの暮らしの中から出ているんだそうです。でも、ごみ拾いすると、心の中もきれいになっていくよね。」という話に、「自分は、ポイ捨てをしないようにする。」とうなずいていました。
イベント名 | いわてマリンキッズ・清掃活動 |
参加人数 | 37人 |
日程 | 2020年7月30日 8:15~9:00 |
場所 | 久慈市 長根浜 |
主催 | 海と日本プロジェクトin岩手実行委員会 |
協力 | いわて海ごみなくし隊実行委員会 |