「春の海ごみゼロウィークin岩手」キックオフイベント~砂浜が再生された釜石・根浜海岸で開催!!

2021-5-30
海と日本PROJECT in 岩手

いま、世界的な問題になっている「海に流れ込むプラスチックごみ」。 この「海洋ごみ」をなくしていこう、という運動週間、「春の海ごみゼロウィーク」が、 5月30日(日)「ごみゼロの日」から6月8日(火)「世界海洋デー」まで、全国で展開されています。岩手県では、5月29日に「キックオフイベント」として、東日本大震災後の砂浜再生工事が終わり復活した釜石市の根浜海岸を会場に、市民らが参加して清掃活動が行われました。

「海ごみゼロウィーク」は、5月30日(ごみゼロの日)~6月8日(世界海洋デー)前後まで全国各地で展開

  1. 途中から風雨が強まる中で清掃活動
  2. 会場からのラジオ生放送では、沿岸広域振興局長が「海洋ごみを自分事にしよう!」と呼びかけ。
  3. 清掃後は雨の中でしたが全員で記念撮影

釜石市の根浜海岸は、震災前は年間4万人以上が訪れる陸中を代表する海水浴場として知られていましたが、地震・津波の影響で砂浜が失われてしまいました。根浜海岸を何とか復活させたいという願いから砂浜再生工事が行われ、この春からは一般の立ち入りができるようになり、この夏は震災後初の「海開き」が予定されています。

岩手県と「海と日本プロジェクトin岩手」が共同で開催する「春の海ごみゼロウィークin岩手 キックオフイベント」が、この根浜海岸を会場に5月29日に開催されました。地元釜石からは野田武則市長も駆けつけ、一緒に参加しました。地元のボランティア団体「根浜あおぞらパーク実行委員会」のメンバーを先導に、市民や釜石海上保安部の方々など約100人が参加して、清掃活動が行われましたが、途中から雨が降り出し、浜辺の風も強まったことから予定を短縮して閉会となりました。

会場から生放送したラジオにも出演した岩手県沿岸広域振興局・森 達也局長は「途中で終了となったのは残念でしたが、海洋ごみの問題を県民の方々が、他人事ではなく自分事にしていただくきっかけになってくれればと思います。」と穏やかに締めくくりました。

イベント名「令和3年度 春の海ごみゼロウィークin岩手 キックオフイベント」
参加人数105人
日程2021年5月29日(土) 10:30~12:00
場所釜石市 根浜海岸園地
主催岩手県 共催:釜石市 根浜あおぞらパーク実行委員会 海と日本プロジェクトin岩手
協賛みちのくコカ・コーラボトリング株式会社 
協力いわて海ごみなくし隊 株式会社かまいしDMC
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